一次情報がすべて。腹落ちしないとやらない。 | 10Qs to 黒川恭(207)

一次情報がすべて。腹落ちしないとやらない。 | 10Qs to 黒川恭(207)

[#3] メルカリ,nana musicを経て、207社で1人目のプロダクトマネージャーを務める黒川恭さんに10個の質問に回答いただきました。

2021/11/16

10 Questions to Product Manangers は、Medyを運営するSpectra浅香がプロダクトマネージャーの方に「キャリア」「初期の学習方法」等、10個の共通質問をインタビューし、プロダクトマネージャーに対する理解を深める連載企画です。
今回は、メルカリやnana musicを経て、207でプロダクトマネージャーを務める黒川恭さんへのインタビューとなります。
CSからのプロダクトマネージャーへのキャリアを経て、物流・ラストワンマイルという社会課題に挑む中での気付きやこだわり、デジタル化・DXの意味について等お話いただきました。
過去記事はこちらから:


Profile

黒川 恭 (@kyo_kurokawa)
新卒でメルカリに入社し、「メルカリ アッテ」「メルチャリ(現・チャリチャリ)」などの新規事業を経験。シェアサイクルサービス「メルチャリ」ではオペレーション・CS部門の統括担当として立ち上げから1都市1,000台の展開、月間80,000ライドのグロースまで運営に携わる。
その後はnana musicにて事業責任者 / プロダクトマネージャーとして、複数の事業の立ち上げを経験。現在は物流のラストワンマイルを手がける207株式会社にてプロダクトマネージャーを担当。


10 Questions

Q1:Role (担当・役割)

207でプロダクトマネージャーをしています。11/1に入社したばかりです。
207社は、物流におけるラストワンマイル(地域の配送拠点から個人宅に荷物が届くまでの区間)の課題をテクノロジーの力で解決する会社で、2018年に設立されました。


「受取人向け」「配達員向け」「物流業界向け」「荷主・宅配業者向け」といった各プレイヤーに向けたソリューションを提供しています。
現在は、業務委託を含めて30名弱ほどの組織で、プロダクト開発に携わるメンバーは15名程度となります。
1人目のプロダクトマネージャーとして入社したため、プロダクトに関連する意思決定や実行の殆どの範囲を担っているような状態です。
1:事業・プロダクトの戦略
  • 経営メンバーと長期的な戦略を作成
  • そこからプロダクトロードマップを引く
  • 該当するKPIの設計
2:プロダクトの具体を決める
  • 各機能をなぜ、どう作るのか
  • 優先度の決定
  • 仕様やデザインの作成
3:実行・管理
  • Sprint管理
  • データ分析
などが、主な仕事です。
プロダクトマネージャーが社内にいなかったときは、開発メンバー間で口頭や暗黙知によって進んでいくことが多かったのですが、継続可能な状態を目指して、開発プロセスの定義・整理やデザインシステムの作成、ドキュメンテーションといった基礎部分から取り組んでいる最中です。

Q2:Background (キャリア・経緯)

学生時代から、プロダクトマネージャーやインターネット企業の企画職に就きたいと考えていました。
就活でも希望とする職種で内定をもらい、大学4年の春には一度終了していたのですが、夏頃にメルカリを知り、非常に魅力を感じ「入社してみたい」と思うように。
とはいえ、当時(2016年)は新卒採用がまだ開始したばかりで、インターン経由や実務経験のある即戦力のみを募集しているといった状況でした。
どうにしかして入社できないかと、イベントに参加したりHRの方に会いに行ったりを繰り返していたところ、「そこまでの熱意があるならCSか広報で、面接を受けてみたらどうか?」と打診いただき、その後オファーをもらいました。
一方で、希望とするプロダクトマネージャーではなかったので、非常に迷ったのは事実です。色々な角度で考え、今(2016-2017年)のメルカリに入れるのは今だけと思い、最終的にはCSとして入社を決めました。
また、気持ちは変わらなかったので、入社後も周囲に「プロダクトマネージャーになりたい」とは常に言い続けていました。その結果、CS業務に留まらず企画のディレクションなど、多くのチャンスをいただくことができました。
特にメルチャリ(現チャリチャリ)の立ち上げにアサインされたことは今に繋がっていると思います。
メルチャリでは、お問い合わせ対応の実務からは外れ、自転車の配置のため需給の最適化や、そのためのオペレーション構築の担当になりました。明確に職務が変わったタイミングです。
いわゆるオペレーションマネージャーとして、以前に比べプロダクトや事業の中心の業務を担うようになりました。
優秀なメンバーと仕事をする中で成長は実感していたものの、2.5年程度経過してくると「もっと事業の重要な意思決定をするポジションにならないといけない」と感じ、3年目にnana musicに転職します。
nana musicでは、肩書もプロダクトマネージャーになり、新規事業を責任者として2つほど担当しました。
組織規模が大きくないこともあり、コードを書く以外は担当したかと思います。使ってくれるユーザーは増えていく一方で、ビジネス化が難しいといったような苦悩も多かったです。
元々、音楽をやっていたのと自分自身もnanaのユーザーであったので、非常に楽しく、やりがいも感じていたのですが、「人々の生活を変えるプロダクトづくりをしたい」と思い、207年に先日転職しました。

Q3:Definition (定義)

過去に回答されていた方々も仰るように、非常に難しいなと思います。会社によっても、かなり違う印象があります。
個人的には、プロダクトのすべてに責任を持つ職種かなと考えています。
一時期に言われていた、"ミニCEO" のイメージに近いかもしれません。
プロダクトを成功させるために必要なことを全てやる人というイメージです。
また、先日公開されていたドクターズプライム髙橋さんの記事を読んで、満たすべきトライアングル(*)において「特にBusinessに責任を負うべき」という点には、非常に共感しました。



(*)満たすべきトライアングル
ITの事業会社において、特殊なケースでない限りは、基本的にはデジタルプロダクトが事業や競争優位の中心となり得るかと思います。
そういったケースでは、プロダクトの成功 = 事業の成功となるので、プロダクト側でビジネスをどう成立させていくかは、より求められることになります。
たとえば、100万人のユーザーがいても永続的に赤字で黒字が見えないようなプロダクトは、成功とは言えないと思います。
過去に自身が担当したプロダクトでも、ユーザー数は増えていくもののビジネス化が難しかったことがあり、ビジネスの観点は強く意識しています。
会社・チームといった作り手のためだけでなく、使ってくれている方のためにも、継続性は非常に重要だと考えています。

Q4:Learning (初期の学習)

定義と一緒で、「何ができたらプロダクトマネージャーなのか」というのは難しい点ですよね。
自分自身もやったプロセスではあるのですが、なりたい人や初学者の方だと、各社のJobDescription(=求人、募集)を見て逆算することがおすすめかなと考えています。
「必要スキル」「歓迎スキル」を詳細に書いてくれているので、◯◯ができれば求められる人材であると考えていきやすいと思います。
あとインプットでいえば、10X矢本さんのブログは全て読みましたね。
自身の経験からくる、血の通った文章は学びが多いです。
また、プロダクトマネジメントを体系的に学ぶことが難しいという話はよく聞きますが、そもそも体系的に学ぶ必要がどの程度あるのかは僕も正直よく分かっていません。
やはり実践に価値がありますし、実際に働いていると目の前に次々と課題が降りかかってくるので、その答えを探すように都度本などで学ぶことが多かったと思います。
プロダクトマネジメントを体系的に学ぶ本は一定読みつつも、KPI設計に困ったら、KPIに関連する本を。UIに迷ったら、UIの専門書を読むという形で学習していった感じです。

Q5:Credo (信条・ルール)

4つ大事にしていることがあります。
1:腹落ちしていないことをやらない
経営メンバーや他社のメンバー等、日々いろいろな方と話す機会があるのですが、理にかなって良さそうに聞こえるものは多いです。
ただ、自分の中での腹落ちは非常に重要だと思っています。
人のアドバイスを元に実行していき結果が出たとしても「次どうしたらいいですか?」となってしまいます。
協力を仰いだり、アドバイスをいただいたりすることは非常に重要ですが、それが自分の仮説になってから取り組むことで、本当の意味で結果からフィードバックを得ることができるのかなと思います。
2:一次情報に当たる
課題やニーズを認識する際に、一次情報は非常に大事な要素になると考えています。
一次情報に触れる・知ることで解像度が格段にあがっていく感覚がありますし、むしろ一次情報からしかスタートできないのかもしれません。
現在の仕事では、配送拠点に足を運び、荷積みやオペレーションを見せてもらったり、ヒアリングさせてもらったりして、一次情報に触れるように心がけています。
メルチャリ時代、自転車の回収や配置の最適化を担当していた際に、オペレーション改善のために現場を観察する中で、非常に重要だと感じたことがルーツです。
3:一緒に働くメンバーにWhyを語る
たとえばエンジニアと一緒に機能を作っていく際に、「どうしてこの機能が必要なのか」を絶対に話すようにしています。
何かをやる際に背景や未来が分かったりイメージできたりすると、やはりモチベーションがあがるかなと思います。
結果として、実現速度が変わったり出てくるコードの品質が変わったりすることまであり得ると思うので、大事にしています。
4:インプットをやめない
プロダクトマネージャーは、業務範囲が多岐に渡ることも多く、忙しい職種なのかと思います。
ですが、インプットをやめてしまうと "出がらしのお茶っ葉" のように、濃度が薄い・深度が浅い自分で戦い続けなければなりません。
どれだけ忙しくても、毎日インプットの時間をとることは意識していることです。

Q6:Joy (やりがい・喜び)

やはり、自分の作っているもので、誰かの生活が変わっているという感覚ですね。
メルチャリ時代の経験がルーツになっています。
いわゆるシェアサイクルの形で、人々の移動を支えるオフラインでのサービスなのですが、メルチャリで通勤・通学している人を見たときは非常に嬉しかったことを覚えています。
自分たちで提供しているプロダクトを便利に感じてもらって、バスや電車だった移動手段を置き換えてもらっているということに、人の生活を変えているという感覚を感じました。
もちろんtoCの方が利用者との近さという面では感じやすいとは思いますが、207が創りたい未来にも、この観点から共感しています。
たとえば、30年変わっていない再配達の仕組みを、デジタルの力で根本的に変えること・なくすことができれば、受け取り手・配送員など、関連する人の生活が変わるはずです。
影響力が大きいので時間はかかりますが、長い目線でやりがいや楽しみを感じられるのかなと思っています。

Q7:Requirement (求められるもの)

能力やマインドについては、Q3:Definition で回答したことに近いかと思います。
1つ大事なことを挙げると、ここに進んでいくんだという旗を立てる力は個人的に重要な要素だと考えています。
プロダクトマネージャーは、多くの関係者を巻き込みながら、事業を進めていかなければいけません。
一緒にプロダクトを作る人たちが納得感を持って日々の業務に取り組めるように、進むべき道筋を明確にする力が必要だと考えています。
また、旗を立てるだけでなく、その旗を日々磨き上げていくことも大事だと思います。
スキル面で言えば、エンジニアバックグラウンドでないプロダクトマネージャーが、よく不安に思う「技術において、どの程度の知識・経験をもっているべきか」といったようなことは、大した問題ではないかなと。もちろん知っている・できるに越したことはありませんが、必須条件ではないです。
なので、これからプロダクトマネージャーになる方や不安に思っている方は、心配しすぎなくても良いのではないでしょうか。
また、最近よく耳にするプロダクトマネージャー→BizDevのキャリアチェンジについては、自然な流れなのかなと感じています。ただ、正しくは双方向の矢印なのかなと思います。
非連続な成長を担うといったミッションの元では、プロダクト開発とビジネス拡張はオーバーラップするようなイメージです。必然的に、それぞれの役割に範囲を広げて入っていくのではないでしょうか。

Q8:Wow! (最近のワオ)

「どうやってスマホの支配から脱却するか」を、考え実行していく中で気づきがありました。
せわしない毎日を過ごす中で、「スマホに多くの時間が奪われているのでは?」と感じるようになっていました。
もちろん楽しみ・息抜きという面もありますが、特にエンタメ系のアプリはコンテンツも面白くレコメンドも優秀なので、かなりの時間を消費することができてしまいます。
ただ、これだけスマホを触っていながら、一日が終わったときに、「勉強する時間がなかなか取れなかった」「今日もやりたいことが終わらなかった」となってしまうのはのはどうなのだろうと。そういった生活から脱却したいと思い、最近取り組んでいました。
特に『あなたの24時間はどこに消えるのか』といった本が参考になり、その中で「ほぼ全部のアプリを消してみる」というチャレンジがありました。

あなたの24時間はどこへ消えるのかあなたの24時間はどこへ消えるのか累計25万PV突破! noteで話題の超実践型のノウハウが書籍化。 仕事も人生も整う、やりたいことを全部やる時間術。 まえがき 豊かで、便利で、忙しいわたしたち ネットが融かした、オンとオフの境界線 リモートワークの皮切り 今こそ、自分の時間を取り戻そう 第1章 さよならタイムセール 「知る」編 無意識の仕事中毒 みんな使えない仕事術 時間を安売りする「自分」 セルフノートを作ろう ブレインダンプ 強い感情を吐き出す 赤ペン先生になる 事実と想像を分ける 自分を縛っているルールを書き出す 自分を褒める コンプレックス100本ノック 最も自分に厳しい人、ジブン 第2章 時間泥棒はすぐそこに 「減らす」編 わたしの時間はどこへ消えた? 消える時間の不思議 恐ろしいスクリーンタイム 情報のフルコース 1日をレコーディングする アプリを消す 取り戻せるチャレンジ 通知を減らす それでも見たいもの メールを減らす 返信を減らす ニュースを減らす じゃあ、何しよう 減らさないと、始まらない 第3章 人生を進める1週間の使い方 「整える」編 記憶喪失のプライベート 人生を進めるタスク管理術 1.すべてのタスクを同等に扱う 人生のタスクを洗い出す 2. タスクを親子で管理する 親のないタスクは何が危ないのか 3. www.amazon.co.jp

その教えに従って、YouTube, Instagram, Twitter等のアプリを削除してみたのですが、想像していたよりも大きな影響は実際ありませんでした。
Instagramに限っては、毎日絶対開いていたのにも関わらずです。今、考えてみると、スマホを開いてから目的を探していたのかもしれません。
最近では、1日のスクリーンタイムは1時間程度になり、本当にやりたかったことに時間が使えるようになった感覚があります。
今後も、どうやってスマホ・インターネットと付き合うかというのはテーマとして考え続けたいと思っています。

Q9:Creator Economy (クリエーターエコノミーについて)

最近は収益化の事例や新サービスの増加など、非常に活発な印象です。これぞ、インターネットの力とも感じます。
一方でクリエーター自体の増加に合わせて、より情報やコンテンツの飽和が進んでいくのではないかと考えています。
そういった中では、作り手であるクリエーターだけでなく、集める・紹介するといったキュレーターの役割を果たす人・物にも価値が出てくるのではないでしょうか。
たとえば、「歌」をテーマにしたときに、歌が上手でなくても良い才能を見つける能力がある人はいると思います。今後はそういった人たちにも、収益化を含めて新たなチャンスが出てくるかもしれません。

Q10:DX, Software (ソフトウェアが支えるDX)

ー 黒川さんが最近入社した207社は、物流のラストワンマイルにおける課題をデジタル・ソフトウェアの力も組み合わせて解決することを目指しています。昨今は官民問わず、DX (=Digital Transformation)が注目されている中で、我々ソフトウェアにできること、役割はどういったものなのかを最後にお聞きしました。
DXという言葉は、ここ2,3年でよく耳にするようになりました。課題意識が芽生えることは良いことだと思います。
ですが、多くの会社がいうDXは、ただのデジタル化であるケースが多いように感じます。既にアナログでやっているオペレーションをデジタルに置き換える、といったことにとどまってしまっています。
本当のDXとは、ソフトウェアの力を使って、産業・ビジネスの根本の仕組みを再定義していくことだと考えます。
たとえば207社が取り組む物流の分野いうと、
  • デジタル化:時間指定という仕組みを前提とした効率化
  • 根本からの変化:時間指定をなくせないのか
といった考え方です。
ルートの最適化、受け取り場所の多様化、受取人と配達者の柔軟なコミュニケーションなど、いろいろなアプローチで課題を解決できる可能性はあります。
EC化率の上昇は継続的に続きますし、配達人員確保の難しさもある中で、ソフトウェア側のアプローチで、業界全体を良くしていく動きは非常に重要です。
ただ、「してあげるよ」「やってあげる」といった一方的な姿勢やどちらかに優劣があるようなスタンスではいけないと思います。
きちんと、業界や現場を理解し、業界全体の未来のために双方がメリットを享受できるような形でコミュニケーションしていくことが大事です。
そういった意味では、相手の文脈に入っていけるスキルや、相手の立場で考えることができる頭をもっていると、プロダクトマネージャーは活躍できるのではないでしょうか。
(本文終)



編集後記

10 Questions to Product Managersの#3は、207の黒川恭さんに話を伺いました。
CSキャリアからプロダクトマネージャーになった方には、はじめてのインタビューでした。
文中にもあった「デジタルプロダクトが事業や競争優位の中心」や、昨今のトレンドである「得意・不得意やバックグラウンドによる担当領域が細分化される」といった背景から、プロダクトマネージャーが必要とされる場面が増え、CS→プロダクトマネージャーのキャリアも一定増えていきそうに感じています。自分の周りでも、既に数人はいた記憶。
オペレーションやカスタマーサクセス・サービスが、比率手として重要な要素を占める(事業では、実際に担当していたCS(CX)の方がプロダクトマネージャーの職務に染み出していく価値はあるのかなと思います。
また、新卒の頃からプロダクトマネージャーを目指していたという中での、周囲の巻き込み方やチャンスを掴み取る能力については、新卒・若手の方には参考になりそうです。
  • 入社を目指し熱意を伝え続けるために、実際に行動を起こす
  • 周囲に「プロダクトマネージャーになりたい」を伝え続ける
多くの会社では、情熱を持っている方や若手にチャンスを出来る限り渡したいと考えていると思うので、黒川さんのエピソードを参考にしてみるのも良いかもしれませんね。
個人的には、初期の学習として「何をやれる人になるべきか」を考えるキッカケとして、JobDescription(=求人・募集要項)を見て求められているスキルを探すというのは、非常に明瞭で良いなと思いました。
共通するスキルの把握はもちろんのこと、会社によって定義や求めている点が違う点もあると思うので、そういった差分を事業・プロダクトや組織と紐付けて考えることも有意義かなと。各社の表記をまとめて、横断的に閲覧してみると、より効果的にになりそうです。
さて、黒川さんがプロダクトマネージャーを務める207社では、「いつでもどこでもモノがトドク、世界的な物流ネットワークを創る。」を掲げ、物流のラストワンマイルにおける課題をデジタルの力で解決するメンバーを募集しています。
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